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マーケティングペルソナ設計

起業のための最初の一歩。ターゲットユーザーを具体化しよう。

「起業のための最初の一歩」過去3回のテーマとして

と進めてきました。
そこで今回は、ビジネスにおけるターゲットユーザーを具体化することと、そのメリットを考えたいと思います。自分達はどういった企業で、何を目的としていて、市場における(目指す)ポジションが固まったら、次はターゲットユーザーをより具体的に考えてみることで、配信するコンテンツや商品、サービスなどの制作、開発に大いに役立ちます。簡単に言うと「うちのお客さんってどんな人?」かを具体的にしていく作業です。

既存の企業の場合、自社サービスや商品のユーザー及び潜在顧客のデータを様々な方法で収集し、そこから落とし込むことで正確な人物像を設計できるのですが、起業したばかりの会社、まして個人企業の場合はそういった対応は難しいので、(独立前の)過去の実績に基づいて考察するということになると思います。その上でFacebookPageなどのSNSを活用し、まずは最初に設計したユーザー像に向けた情報を配信しながら、ページにいいね!をしていただいた方がどういった人なのかをデータとして収集して確度を高めていくというような方法が良いのではないでしょうか。ただし、その場合は(有料広告で得たものではなく)ナチュラルにいいね!してくれた人を対象にした方が良いので、ある程度時間がかかってしまいます。

そして、それらで得た情報の中から共通項の多い部分を中心に仮説を立てつつ設計していきます。あくまで仮想ではありますが、弊社がイメージするターゲットユーザーは・・・

■基本情報

  • 年齢:40代
  • 性別:男性
  • 職業:元IT関連企業
  • 趣味:ゴルフ、ドライブ、音楽鑑賞

■状況
6年努めたIT関連企業を退社し、自分のアイデアを生かした新しいサービスの立ち上げをついてきてくれた部下数名と準備中。人脈も多く、様々な経営者と会い情報を収集している。営業畑であるために、ITリテラシーは高いが細かい事は技術者に任せている。家族は妻と8歳の息子、4歳の娘、小型犬をペットとして飼っている。

■関心事
IT関連情報・家族・車・時計・音楽チャート・旅行・ペット

■情報収集
Yahoo!JAPAN・日経ビジネス・TIME・カーグラフィック・GOETHE・EVEN

■SNS
Facebookが中心。たまに趣味についてツイッターでつぶやく

といった感じで具体的な人物像として落とし込んでいき、属性ごとに2〜3人くらい設定します。これが「ペルソナ設計、ペルソナマーケティング」などと言われているマーケティングの手法のひとつで、ターゲットユーザー(潜在顧客)の具体的イメージを社内で共有することで、よりターゲットユーザーが求める情報やサービスの提供、製品の開発に繋げやすくなると言われています。

今回のペルソナ設計、いかがでしたか?ここまで、コンセプトを固めて自分達を、商品やサービスを届けたい顧客をペルソナ設計で明確にしてきました。次回はそれらを踏まえて配信するコンテンツの設計を考えたいと思います。

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BDSではご相談だけでも喜んで承りますので、デザインについてお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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