デザインをカッコよくすればブランドになる?
結論:カッコいい=ブランドは間違い!
「ブランド=カッコいい」だから「カッコいい=ブランド」も成り立つ。つまりカッコ良くすればブランドになる。だから、デザイナーに頼んでカッコいいロゴや名刺を作ればブランドになっていくのだ。なんて考えている方、いらっしゃいませんか? それは残念ながら大きな間違いです。
大切なのは、自分たちの価値が正しく『伝わる』こと。
実際、ファッションブランドなどはハイセンスであることは必須ですから、「カッコいい」ことはブランドを構成する重要な要素ではありますが、それが全てではありませんし、もちろん業種によっても表現すべきことは大きく異なります。何より、持っている魅力や価値と異なるイメージを伝えてしまうと、本来届けたいユーザーに情報が届かないことになるばかりか、ニーズとマッチしない間違ったユーザーに情報を発信してしまい、そのギャップがイメージダウンを招く可能性もあります。
例えば、コンセプトが「仕事帰りに毎日通う町の洋食屋さん」なのに、繊細で装飾的なイメージでロゴやショップカードのビジュアルを作ってしまうと、見る人には「オーセンティック」なイメージとして伝わり、気軽に立ち寄るお店を探している本来のターゲットとなるお客様に発信した情報が届かなくなってしまうというミスマッチが起こりえます。この場合のコンセプトに従えば、「カッコいい」よりも「親しみやすさ」を表現するべきでしょう。
まずは、自分たちの価値はどこにあるのか、それを誰に届けたいのかを明確にすることで、正しい情報を正しいユーザーに届けられるようになり、それが顧客の満足度を高め、ブランドへのロイヤリティが高まり、「伝わる・集まる・広がる」というブランドサイクルを生み出します。
あなたのブランド構築のためにBDSがお手伝いすることは
- あなたのビジネスの魅力、強みは何かを明確にすること(コンセプトワーク、ポジショニング)
- それを誰に伝えるかを明確にすること(ターゲット設定)
- 1を視覚的に表現し、2のユーザーに伝えること(デザイン・媒体選定)
- ブランド価値がさらに広がる、高まるための施策を考えること(WEB・SNSの運用、コンテンツ制作支援)
です。
特に、1・2については自分たちでは意外に分からないことも多いもので、第三者のユーザー視点というのが必ず役に立ちますし、それが明確になっていなければいくら見た目が良いデザインでも、伝えたいことが訴求できていない価値のないものとなってしまいます。
BDSでは、ただ「カッコいい」だけのデザインではなく、クライアントの持つ魅力や価値が伝わることこそが重要と考え、常にその観点からのデザインを心がけています。たとえそれが名刺やショップカードのような小さなデザインでも。
スモールビジネスだってブランドになれる! もし共感していただけたら、BDSまでお気軽にご連絡を。
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