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シンボルマークアイデア

プロが教えるロゴデザインのコツ。シンボルマークはアイデアが勝負!

前回まではロゴタイプをデザインするコツとして

プロが教えるロゴデザインのコツ。まずはイメージに合うフォントを選ぼう!
プロが教えるロゴデザインのコツ。細かな字詰めにこだわる!

をお伝えしました。

今回は、引き続きロゴデザインにおける、「シンボルマーク」のデザインについてお伝えしたいと思います。

<参照> ロゴタイプとシンボルマークの違い

シンボルマークとは一般に「ロゴマーク」と言われているもので、企業やブランド、イベント、サービスなどを象徴化したものです。文字組が基本のロゴタイプは意味や名称として認識されやすく、シンボルマークは象徴化した造形自体が印象に残りやすいという特徴があります。逆に言えば、シンボルマークは印象に残るものでなければならず、一瞬で認知されるシンプルさと他と差別化される個性が必要になります。

デザイン上シンプルであるということと、差別化される個性を持つと言うことは相反する要素を含みます。構成要素が少ない中で違いを作らなければいけないからです。そのために「アイデア」がとても重要になってきます。まずアイデアを思いつくこと。そしてそれをいかにシンプルにデザインするかが鍵となる訳です。

<参照> ロゴデザイン アイデア出しのコツ

まず最初に、表現すべきコンセプトを整理してデザインすべき要素を書き出しましょう。その企業のコンセプトを踏まえながらキーワードを抽出します。例えば、「情熱」「発展」「成長」というようなキーワードを抽出したものがこのデザインです。

 

「丸岡特機株式会社」
●情熱=コーポレートカラーの「MARUOKA RED」で表現
●発展・成長=中央の白抜き部分で植物の双葉を表して表現
●赤の部分で頭文字の「M」を内側の白い部分で特機の「T」を表現

いかがでしょうか。
企業が追い求める理想である「情熱」「発展」「成長」と、文字要素としての「M」「T」を組み合わせて表現することで、企業を象徴するマークとして成立しました。意味合いと文字的な要素をうまく重ねて表現できると、とても価値のあるシンボルマークとなります。

「このマークってどういう意味なんですか?」「これは頭文字のMとTを表している他に、植物の双葉のように成長していくという意味があります。
赤は情熱を表しているんですよ」「なるほど〜」

というようになれば、社外に対して企業コンセプトを伝えることができますし、社内でコーポレートアイデンティティーを共有するためのツールとして機能します。


 

ITユニバーシティ ロゴデザイン イメージ

IT UNIVERSITY
●頭文字の「i」「T」「U」を組み込む
●ITの本質的価値は「人」を繋ぐことであるというメッセージから「i」「T」を擬人化し、
手を広げるイメージで他者との繋がりを表現
●教育機関らしい、落ち着いた寒色系カラーで知性を表現
●エンブレム的シルエットで大学らしさを表現

文字的要素とコンセプトをうまく融合させることに成功した例です。これくらい形と意味を重ねることができると、マークの象徴的な価値が高まります。「ITの本質的価値は人を繋ぐことである」というコンセプトにたどり着いた時、すべてのものが組み合わさりました。ビジュアルよりもコンセプトを考え続けた結果生まれたデザインです。

 

以上、2例のシンボルマークデザインをご紹介いたしました。こういったアイデアをひねり出すまでにやはり時間を要するのですが、単にそれっぽいだけのものとは違う価値あるデザインに仕上げるために、時間の許される限りアイデアを出し続けます。そういう試行錯誤こそクオリティを高める唯一の方法だと我々は考えています。起業の際に制作されるシンボルマーク、ロゴデザインの参考になれば幸いです。

 

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